| 和田: |
今、自分の身体っていうことを言われましたけど、今日もレンコンをとりましたけど、そこのお庭というか山ですね。畑になっている春菊とか、レタス、カボチャ、秋はずいぶんできますね。
先ほどは、おいしいローフードのランチをいただきました。手づくりのスムージーとか、全部、すごく美味しかったですね。 |
| きくち: |
美味しいし、身体の満足感が違うでしょ? |
| 和田: |
そばと春菊となんでしたっけ? |
| きくち: |
今日はからし菜とバナナ。そばの実の発芽したやつですね。全部生ですね。 |
| 和田: |
先ほど頂いたんですけど、お昼をご馳走していただいて、ゆみさんは料理研究家でもありますね。 |
| きくち: |
私が目指している料理は、身体と地球によい料理というのを目指しています。以前は、マクロビオティックを教えていたんですよ。しかも「ここで採れたものだけでやりましょうね」って言って、お料理教室は、まず最初に畑に収穫に行くところから始まるんですよ。 |
| 和田: |
へえ〜。 |
| きくち: |
それで、みんなで収穫して、それをお料理する、出すっていうのをやっていました。でも、今はローフードに出会ったのね。 |
| 和田: |
ローフードって多分みなさんわからないと思いますね。 |
| きくち: |
そうですね。まだほとんどの人が知らないですね。ローは、RAW。日本語にすると生食、生の食べもの。生の野菜と果物、まあキノコも食べますけど、生の食べものっていうのは、加熱した食べ物と何が違うかというと、酵素が生きている。酵素は48度以上に加熱すると壊れちゃう(正確には、不活性かする)んです。元々食べものが持っている酵素が無くなっちゃうと、体が消化しにくくなります。そうすると疲れやすくなり、老化が進み、体に老廃物が溜まって、太ったり、冷え症になったりします。完全ローの人は、体が暖かくて、冬でもTシャツ一枚でいます。私はまだそこまではいってないけど、前より冷え性はなおりました。体がポカポカしてくるの。マクロビをやった人は、陰陽論を習うので、生のものを食べると「体が冷える」って習っていますから、ローフードは拒絶する人が多いですね。私もマクロの影響を受けていて、15年もほぼマクロの食事でしたよ。2年前にローフードに出会って、恐る恐る始めたの。マクロビが良いと思っていたけれど、やっぱり冷え症が治らなかったのです。ローフードやって2カ月ぐらいしたら、35度台だった体温が36度台になって、それからうれしいことに、27インチだったG パンが今では25インチになったんですよ。子どもを産んでからおなかの周りだけが太って・・・27インチでもまあ、一般的にはそんなに太ってはないですけどね。それが、ローフードにしたら2カ月で25インチまで落ちたのに、体重が変わらないんですよ。つまり、筋肉量とかが増えて締まったんですね。体型が変わっちゃって、今結婚する前の体型というか、学生時代ぐらいの体型に戻っちゃったんですよね〜
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| 和田: |
よく筋肉量を増やすのに、肉を食べるって思いこんでいる人がいるじゃないですか。 |
| きくち: |
ああ、普通の栄養学ではそう教えます。 |
| 和田: |
でも、実際は違うんですよね。 |
| きくち: |
お肉は体はそのまま利用できない、いや利用するのにすごく大変なんですよ。一旦全部アミノ酸に戻して、また構築し直すので、それをやるまでに体がすごく疲れるのと、老廃物がいっぱい出るんですね。それが臭くて、体臭になったりとか、老化を進めたり、白髪が増えたりとか。私も15年前までずっとお肉も食べてたし、今でも出されれば食べるけどその頃より、今の方が元気で、肌がきれいです。自分の体の感覚としても20代の頃より、今のほうが体力も知恵もある。 |
| 和田: |
抜け毛や育毛にも、生野菜をたくさん食べると結構いいそうですね・・・笑 |
| きくち: |
うん、うん。聞いたことがある。ローフードですよ。戻りますよ!
生きているものを食べるんです。火にかけると死んじゃうんですよ。お肉、お魚を食べるんだったら生が良いんです。お肉もお魚もお刺身が良いですよ。ただ、お肉、お魚を食べる時は、ご飯や麺などのでんぷんとは合わせてはいけないんです。 |
| 和田: |
あっそうなんですか。お米は炊いちゃうから? |
| きくち: |
ううん。消化酵素が酸とアルカリで逆だから。我が家も夜は、子どもたちがいますから炊きますけど、私は1日のお米の量はスプーンに2杯ぐらいかな。大さじ1杯か2杯で足りちゃっていますね。 |
| 和田: |
満腹感がすごかったですね。 |
| きくち: |
さっきのスムージーすごいでしょ!あれは、昨日の発明なんです!
そばの実が古くなっちゃったからどうしようと思って、水につけてたら発芽しました。それを食べたらすっごく美味しんで、これスムージーにいけると思って、昨日からやり始めたんです。美味しいですね〜、あれしばらくはまりそうです。
(発芽させたそばの実) |
| 和田: |
春菊の胡麻和えに、サラダとスムージーとパン。 |
| きくち: |
あと果物、ローフードやらなくてもいいです。やりたい人はやってください。元気になるし肌が若返りますしね。肌とかきれいになるから、やりたい人はやってもいいんだけど、ローフードには興味ないという人でもやってほしいことがひとつだけあります。それは、食事の前に果物を食べること。日本人は食後のデザートとして果物を食べるじゃない?それはローフード的にはNGなんです。それをやめて食前の果物。
食事の前に、最初果物を入れるておくと、その果物の酵素の働きが一番いい感じでお腹に広がって、その酵素の力を使って、次に食べた物を消化してくれます。デザートとして食後に果物を食べちゃうと、ただの糖。
例えば、糖尿病の人は「果物を食べてはいけませんよ」って制限されていると思うんですよ。それは、そういう食べ方だからなんですね。食前の果物とか間食の果物、単独の果物は大丈夫です。 |
| 和田: |
そうなんですか。 |
| きくち: |
果物は食前、できれば20分から30分前に、旬の果物を食べておけば、すごく違いますよ。消化を助けてくれる酵素がたっぷりだから。 |
| 和田: |
果物は、別に特定のものってありますか? |
| きくち: |
旬のものが安くて良いんじゃないですか・・・。今だったら、うちは梨を毎日いっぱい食べてます。梨とか柿がいっぱいなっているんで。ここは採ってくるだけですからね。 |
| 和田: |
ローフードは、僕もちょうど、カリフォルニアのバークレーで、カフェ・グラティチュードに行きました。 |
| きくち: |
ありますねー・・・ |
| 和田: |
そこでローフードを体験して、あとセドナに行ったときもあったんですけど、そこはローフード専門ではなくて、メニューの中にローフードかな? |
| きくち: |
ビーガンかな?(乳製品や卵なしのベジタリアン) |
| 和田: |
ビーガンでしたね。 |
| きくち: |
そうだね、ビーガンが多いよね。ロービーガンが結構流行っていると思いますよ。 |
| 和田: |
そこでローフードのクッキー。火を入れていないクッキーってどうなんだろうと思って頼んだら、美味しんですけど、ズヨっとした感じの・・・ |
| きくち: |
はい。あれはね、ディハイドレーターって言って、水分を飛ばす器械で作るんですよ。 |
| 和田: |
つまり、焼くということは水分を飛ばすわけですよね。 |
| きくち: |
えええ、それを48度以下でやる。水分だけ飛ばす。そうすると、酵素だけは生きている。 |
| 和田: |
でも、カリカリにはなっていないんですよね。 |
| きくち: |
カリカリにすることはできますよ。完全に飛ばせば。乾燥の時間によって、もっと水分を飛ばせば、普通のクッキーっぽくできますよ。だから、グシュッてという感じなのは、乾燥を途中で止めたソフトクッキーだと思います。 |
| 和田: |
美味しかったんですけど、ものすごくお腹が膨れるんですよ。
ローフードは、まだ、ほとんどの人が知らないんじゃないですか? |
| きくち: |
知らないでしょねー。これからですね。 |
| 和田: |
最初に聞いたら、スローフードかなと思って・・・ |
| きくち: |
常に間違えられます。私の話を聞いたにも関わらず、スローフードと言っている人もいるので・・・(笑)。 今やっと日本で、スローフードのことを少し知っている人がいるぐらい。ローフードはこれからですよ。
『ローフード 私をキレイにした不思議な食べもの』という本を出したので(著者:石塚とも)、ぜひそれを読むといいですよ。私が企画と出版をしました。著者の書石塚ともさんはローフード100%で、本当にキレイになった人です。 |
| 和田: |
Webサイトでもローフードについて紹介していますね。 |
| きくち: |
彼女はローフードが専門です。やっぱり専門家に聞け、ですね。私の場合、ローフードは自分の健康維持のために今一番いいと思っているので取り入れていますが、それが専門っていうわけではないのでね。ローフードもやっているけれども、石塚ともさんのサイトがすごく良いと思いますよ。
ローフードは、簡単に言うと、野菜と果物とナッツとシード・・・種ですね。豆も穀物も大丈夫ですよ、発芽させれば。 |
| 和田: |
そういうものをいろんなバリエーションで、いろんな料理を作る。 |
| きくち: |
何でも出来ます。想像つかないでしょう?・・・笑 |
| 和田: |
興味はあったので、いろいろ食べてみたいと思ったんだけど、カフェ・グラティチュードで頼んだものでお腹がいっぱいになっちゃって、他のメニューが頼めなかったんです。非常に興味深いですよね。 |
| きくち: |
私はこれからの食べ物だと思っているんです。自然界を見渡してみて、人間以外でローじゃないものを食べている生き物はいないでしょ。野生動物はローフードしか食べていない。人間だけが火を使う、そうしたから自然と別れちゃったと思っています。
私はこのことは、すごく大きいと思っているんですよ。ジャングルに帰ろうとは言わないけど、こういう所に住んでいてもなるべく自然まま、生のまま食べるっていうことが大事だな、と。火を通しちゃうと、例えば肉なら死体を食べるということになる。ローで食べれば、生きたエネルギーが私の体の中に入って、そして、そのエネルギーを使って、活動とか思考とか出来るわけだから、 |